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  2. 2007年06月
Big Tree for Animals

Big Tree for Animals新しくポータルサイトを作りました。大きな目標はありますが、その時にあわせて進化し続けるサイトになりそうです。Big Tree for Animalsー意味は大きな木の下で動物達の心の声をシェアするという意味です。色んな分野でのプロ、または経験者、体験者の方々にインタビューして皆さんに情報提供をします♫

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佐助

佐助、佐助が死んでから6年も経つね・・・。
5年前に私が書いたエッセイをここに載せるよ。
今でも思い出すよ。
今ちゅーちゅーという犬と暮らしてる。
最近忙しくてあんまりブログも更新してないけど、
ちゃーんと責任もって育てているからね。
私にいろんな事教えてくれてありがとうね。

佐助の他にも、歳蔵、ママ&ロンリにも感謝です。


「佐助」


犬を飼いたかった。とにかく犬が欲しかった。12才で初めて飼った子犬を「佐助」と名付けた。佐助は近所で生まれた子犬の中で最後に残った2匹のうちの1匹だった。裏庭から、はち切れんばかりにブリブリしっぽを振りながら出てきた佐助の姿を今でも鮮明に覚えている。ちょっと変わった茶色の毛色に、これまた変わった茶色のブタ鼻を持つ、愛嬌のあるヤツだった。

留学し、就職し、アメリカで暮らすようになってから、8年。ずっと佐助の世話をしてくれていた両親が、めずらしく会社に電話をしてきた。「イー、佐助がな・・かなり弱ってきてんねん。」16才になる佐助の、人間でいうところの年令はすでに90才は越えているかと思われる。一時帰国する度に、佐助の姿が変わっていっていた。物音に敏感に反応せず、耳も遠くなってきているようだった。口の周りには白い毛が生えており、散歩にいっても、昔のようにぐいぐい引っ張る事はなくなり、 ゆっくり歩く私の方が佐助よりも早いくらいだった。アメリカに帰らなければならない為、佐助に「さよなら」を言う度に「これでもう会えないかもしれない」という思いを否定し、毎回「またね!」と言ってきた。でも前回の「またね」が本当のさよならになってしまった。

うちの両親は、佐助の具合が悪いのを、しばらくの間私に言わなかった。当時は、仕事が大変だった事もあって、心配をかけたくないというありがたい配慮だったのだろう。しかし、姉が両親に「イーに教えてあげた方がいいで。」といってくれたらしい。

母が受話器を佐助の耳に近づけ、私が電話口で佐助に声をかけた。「佐助、なにか反応してるで」と母さんがいう。それが最後になってしまった。

約一週間後の朝早くに目が覚めた。夢だったのだろう、佐助が側にいたような気がした。佐助の背中を撫でていた感覚が残っていた。みょうにリアルで不思議な感覚だった。「今日家から電話があるかもな・・・」とふと思った事を覚えている。

その日の昼過ぎに家からメールが来て、佐助が今日息を引き取った、という報告があった。逝ってしまった時間と私が目覚めた時間がほぼ一致していた。きっと「さよなら」を言いに来てくれたんだ、と思うと感謝の気持ちでいっぱいになった。

16年間、もっと真面目に面倒を見るべきだった。
犬が欲しいという事だけで犬を飼った。
世話は他人任せだった。
可愛がりたい時だけ可愛がった。

それでも佐助は私を慕ってくれた。
後悔だけが残る。

佐助は死をもって、この気持ちを私に教えてくれた。

独り暮らしのせいか、寂しくて、犬を飼いたいと思う事がある。でもそれを思うと、佐助や、その前後に逝ってしまったその他の家族(歳造、ママ、ロンリ)の事を思い出す。

ペットを飼うという事の、責任の重さを思い出す。
後悔する事のつらさを思い出す。
自分の無責任さを思い出す。


佐助は頭のいい犬だった。
同性であるオス犬を嫌い、自分より身体のでかい「紀州犬」にまで、喧嘩をうった。しかしメス犬を溺愛し(笑)、しっぽを振りながら、でれでれとスリよっていった。レディースドッグ(マン)だった。

今でも私の頭の中には、元気でメリハリのあった佐助の姿が浮かんでくる。小学校の時のお楽しみ会で「桃太郎」の劇をやった時に、「犬役」で特別出演した事もあった。家から脱出して、捕まえようとしたら、人をおちょくりつつ、ダッシュで逃げるムカつくところもあった。私が両親にしかられて、泣いていた時に、「どうしたん・・・?」という顔をして、私の顔をなめてくれた事もあった。

佐助は犬の中の犬であった。

佐助を思う度に、私は両親に対しての感謝の気持ちも思い出す。最後まで佐助の世話をしてくれ、一番辛い所であったであろう最後の時を、私の替わりに佐助と共にいてくれた事に対して、言葉にできない程、感謝をしている。今は、京都の動物霊園で、弟分であった「歳造」と共に眠る佐助。私や家族の心の中では、特別な存在であり続けると思う。




佐助、1986年 - 2001年7月没





忘れないで!悪徳ブリーダーが存在するのは、ペットショップやネットで動物を買う人がいるから。私は動物を売っているペットショップでは買い物をしません。



【愛犬の健康を考える専門家】
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ちゅーちゅーもお世話になっとります。Sakicoさんありがとね。
わんこのきもち


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下半身麻痺、声帯を奪われ捨てられていたウィリーが傷ついた人間の心を癒すようになったお話。このお話に出会って本当によかった。 英語版はこちらで!ちゅーちゅーに似てるからますます泣けちゃった!! ウィリーくんは2009年12月22日に、22歳で虹の橋へ・・・お疲れ様。ありがとう、ウィリーくん。元気な頃のウィリーくんの姿が動画で見れます。

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